女性農業者in北海道





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有機野菜と私たちの野菜、 :: 2011/09/06(Tue)

私の野菜仕事の現場を見たいという方がいらっしゃった。

牛飼いの合間にやってる野菜仕事は『草ボウボウ、十分な手入れもできずに伸び放題。」
ちょっとお目にかけるのはいかがなものか?
と思っているのですが。

害虫との戦いにぼろぼろになりかかってそれでもよみがえってきた茄子。

一通り収穫が終わって葉を落とし、リベンジを待つサヤインゲン。

5段目以降は伸び放題のトマトたち。

それを「野性味があって元気」が感じられると行ってくださったが。

私は特に有機を意識してはいないし、ジャガイモなどは軟腐を出すと近所迷惑だとも思うので最低限の農薬を使っている。
確かに堆肥が豊富なので化学肥料にあまり頼ってはいない。
トマトなどは全く使わないが、連作ではないので「今年は農薬も化学肥料も飼養していません。」とは表現できるが、前年のピーマンや茄子に追肥で化成肥料も使っている。

しかし今日来られた方は『有機野菜のスーパー』を作ろうとしているそうだ。
ポラン広場のようなものだろうか。

生産者の都合かもしれないが、農薬や化学肥料の使用が適正であればたぶん…危険ではないと思っている。
水だって飲み過ぎれば水中毒、醤油だって塩だってとりすぎは良くない。
小さな虫や微生物に作用する範囲の適正量を最低限の範囲で使うことは、農業者の労働や生産の絶対量確保のためには必要なことだと考えている。
同じように、牛だって病気になれば抗生物質も薬も与えずに死なせてしまうわけにはいかない。
使ったときの出荷停止期間や検査を経て出荷することなどきっちり守って、牛だって苦しい時間は少ない方がいいに決まっている。痛いところは早く確実に直してやりたい。

そういう対応が安易なものだと言われると、たぶん当惑してしまう。

だからこそ、有機認証をとって有機野菜を販売している人・有機牛乳を出荷している人を見ると尊敬するし、もっともっと高い評価をして努力に報いて欲しいと思う。
私たち非有機認証の野菜とは格段に労働量が多いはずだ。
しかも生産量は少ない。
それを望む消費者は十分に対価を払っているのだろうか?

市内にケールの青汁を作っている工場がある。
そしてその近隣に栽培畑が多数ある。契約栽培だ。
有機栽培が条件。キャベツの仲間なので蝶の幼虫がすごい。
大モンシロチョウだ。
幼虫は集団毛虫とも言われる…1枚の葉にに30~50の卵がかえり、一斉に育ち、葉をレース状に食い荒らす。
ケールの畑には人海戦術が施される。卵や毛虫を人手でつぶすパートさんだ。
そしてその仕事はキリなく続く…10日もたてば元の畑にまた新たな世代が生まれているという。
辺り一帯が蝶の天国のように成虫が舞っている。
周りの農業者にとっては大変な迷惑。
蝶は風に乗って何㎞も移動するので、一帯に広がっていく。

有機というのは、作る側もその周りの人も『有機』と『努力』が必要ね。

いくら有機栽培のいいものを作っても、東京高級住宅街のセレブしか食べられないものじゃいやだ。
若く収入の少ない人にも選べる安心な野菜作りも大切だと思う。
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